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南中学校の教育活動

生徒総会、お疲れ様でした。

昨日、令和4年度生徒総会が終了しました。76期生を中心に、活発な意見交換が行われました。各学年からも、南中をより良くするための数多くの前向きな提案があり、積極的に参画しようとする気持ちが伝わってきました。皆さん、ありがとうございました。今後の実践に期待しています。

生徒総会が始まりました!

令和4年度の生徒総会が始まりました。生徒会本部が中心に準備し、3年生はアリーナで、1.2年生は教室で取り組んでいます。今年は、タブレットを活用し、ペーパーレスで行っています。皆さん緊張の面持ちですが、一生懸命に取り組んでいます。

生徒総会のリハーサル中です。

只今アリーナにて、関係生徒による生徒総会のリハーサルが行われています。先生方の指導のもと、緊張感をもって取り組んでいます。明日の活躍を期待しています。

明日は生徒総会!

明日の生徒総会を迎えるにあたり、生徒会長を筆頭に生徒会本部の皆さんに校長室に来てもらい、事前の打ち合わせをしました。一人一人がしっかり受け答えができ、さすが南中の生徒会本部だと感心しました。生徒会本部は、南中のブレインです。これからも、南中をリードしてくれることを期待しています。

てるてる坊主

5組でしょうか?クラス写真の時に、校長の私にも、てるてる坊主をくれました。突然の晴れ間は、てるてる坊主のおかげかもしれませんね。77期生の、温かさを感じました。

77期生、水上の様子

水上到着時は雨だったため、予定を変更して、ホールでの学年レクとなりました。どのクラスも盛り上がっていました。優勝は2組でした。昼食は自然の家自慢のビーフシチューをいただきました。とても美味しく、あっと言う間に完食となりました。

77期生が水上に出発!

本日は、77期生が水上自然教室を実施します。交通渋滞のため、30分程遅れましたが、参加者は皆元気な様子で出発しました。あいにくの荒天ですが、生徒達はその中でもできる事を考え、楽しんでくれると思います。

3年生へ指導主事からの特別授業

本日は、川口市教育委員会より、平澤佳都子指導主事をお招きし、3年生全クラスに音楽の特別授業をしていただきました。2クラス合同で1時間の授業でしたが、さすが3年生。とても真剣に取り組んでいました。昨年まで本校にいらっしゃった小山先生の校歌の独唱を聴かせていただくなど、色々とご準備いただきました。心より感謝申し上げます。

なお、ご心配をおかけしております音楽の授業につきましては、6月1日から、全学年、全クラスにて実施できる見通しとなりました。

3月17日(木)横浜校外学習(2年生)

 3月17日(木)、2年生(76期)の横浜校外学習が行われました。お天気にも恵まれ、2年生たちは近代日本の文明開化の発祥地の一つであり、今も古今東西の文化が入り混じる魅惑のカルチャータウン、ヨコハマを堪能してきました!!本来であれば、2月上旬に行く予定でしたが、新型コロナウイルスに係る諸事情により延期、3月中旬の実施となりました。

 今回は、来る6月の修学旅行に向けての”予行練習”の意味も兼ねています。バスでの移動ではなく、班ごとに分かれての電車での移動でした。現地でも電車やバスなどの公共交通機関を活用しての移動です。2年生たちの”自主”と”自律”そして”自分たちで考えて行動するチカラ”が問われる校外学習でした。

 川口駅で出発チェックを受けて、いざ横浜へ!!京浜東北線を使えば一本で関内駅まで行けます。

 

 

 

 

 今回は『みなとみらい21』地区と中華街周辺がメインの活動エリアでした。赤レンガ倉庫、横浜中華街、大桟橋、山下公園、数々の博物館(このエリアは大小様々な博物館が集まっている文教エリアでもあります)…。たくさんの見どころを班別に回って活動してきました。

 久々の校外での活動ができて、生徒も先生も楽しそうでした。もちろん、基本的な感染拡大予防と最大限のコロナウイルス感染症防止対策をしながらの実施でした。

 川口駅に帰ってきた2年生たちの充実した笑顔が印象的でした。中には疲れて電車の中で眠っていた生徒もいたそうです。おつかれさまでした。それだけ、楽しくて充実した校外学習だったのでしょう。

 

 コロナ禍の中でも何とか実施できた校外学習でした。関係された皆様、横浜各所の校外学習を受け入れてくださった施設の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 一日も早く、この辛い状況が終わり、みんなが笑顔でいつも通りの生活ができるように、そう祈っています。

 

※写真は一部、加工しております。ご了承ください。

※下記に、別件のお知らせがあります。併せてご覧ください。


 【お知らせ】(3月16日以降の記事の末部と同じ内容です)

〇吹奏楽部定期演奏会についてのお知らせ

来る3月30日、南中学校吹奏楽部定期演奏会を開催いたします。今年度の定期演奏会は、新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、「関係者のみの開催」といたします。普段お世話になっております地域の皆様に、日頃の練習をお見せできないのは心苦しく思いますが、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。

吹奏楽部顧問

卒業記念品として製氷機をいただきました(欄末部にお知らせ有)

 昨日の卒業式は盛大かつ厳かに行われました(詳細は、前回の記事をご覧ください)。卒業生の皆さんは、1日明けて穏やかな朝を迎えていると思います。

 さて、時間の都合上、卒業式で紹介できなかった『卒業記念品』について、ここでご紹介させていただきます。

 75期の卒業記念品として、保健室に『製氷機』を設置していただきました!!学校では”氷”は意外に必需品です。でも、学校の冷蔵庫には限りがありますし、冷凍スペースもそこまで大きいわけでは…。そんな中、寄贈していただいた『製氷機』です。

 夏の暑い日の熱中症予防や万が一のケガの対応など幅広く使わせていただきます。

 

扉を開くと、中にはすでにたくさんの氷がひしめき合っています。すでに準備は万端です。

 75期のみなさん、ありがとうございました!!

 

 

 

 余談になりますが、コロナ禍の中で一番学校の重要な場所の一つになったのは保健室です。保健室にけがや体調不良などで毎日生徒が訪れます。体調不良の生徒対応のためのパーテーションでのスペースの区切り、学校全体の消毒関係、廊下や保険だよりなどでの情報発信…。保健室はたくさんの対応をしています。

 健康第一。生徒の皆さんが毎日健康で過ごせるように。万が一でも安心して保健室を利用できるように。学校生活の中でケガや風やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などが広がらないように。保健室の先生(養護教諭)は毎日一生懸命取り組んでいます。

 


【お知らせ】(前号の記事と同じ内容です)

〇吹奏楽部定期演奏会についてのお知らせ

来る3月30日、南中学校吹奏楽部定期演奏会を開催いたします。今年度の定期演奏会は、新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、「関係者のみの開催」といたします。普段お世話になっております地域の皆様に、日頃の練習をお見せできないのは心苦しく思いますが、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。

吹奏楽部顧問

【追記】3月15日㈫第75回卒業証書授与式(欄末部にお知らせ有)

 3月15日㈫、第75回卒業証書授与式が挙行されました。

 卒業生の75期220名は、無事に南中を笑顔と涙の中、巣立ちの日を迎えました。

 昨年と同様に保護者の方の入場の制限や在校生の出席はなしなどの新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じた上での開催でした。

 

 朝は霧雨がしっとりと降る天気でしたが、式の始まりが近づくとともに晴れ間が広がってきました。まるで、75期生たちの門出を空も祝福してくれているようです(75期生たちの日頃の行いが良かったからに違いない!!)。

 晴れやかな顔の入場行進。

 成長した立派な姿を見せてくれた卒業証書授与。担任から読み上げれる呼名に、晴れ晴れとした「はい!!」という大きな声が響きます。

 卒業生代表の言葉では三年間の思い出を振り返りながら、これからの未来へ決意を新たにしていました。今年の卒業生たちは、新型コロナウイルスに係る様々な対応に翻弄された3年間でした。特に2年生の時は水上自然教室にも行けず、悔しい思いをたくさんした代でもあります。3年生では修学旅行に行けて本当に良かった!!

 そうしたたくさんの思いを出し切った、素敵な代表の言葉でした。

 そして、『旅立ちの日に』と『校歌』の歌声は、卒業生たちの思いのこもった素晴らしい合唱でした。聞いている保護者や先生たち、歌っている卒業生たち自身にも目に涙が溢れている人が何人もいました。

 卒業式を終えて、最後の学活。それぞれのクラスで最後のクラスメートとの、先生との最後の時間を過ごし、いよいよ巣立ちの時です。

 

 外に出ると、雲一つない青空が広がっていました。門出を祝うにふさわしいお天気の中、笑顔と涙で旅立っていった75期生たちでした。

 改めて、ご卒業おめでとうございます。南中学校は、これからも75期生たちを応援しています。

 保護者の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。そして、重ね重ね、おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真:〇卒業式の様子(1、2枚目)

〇卒業のお祝いに先生が行った書道パフォーマンスの書『和緑(※75期の学年目標)』(3枚目)

〇最後の学活時のあるクラスの様子(4枚目)

〇卒業生たちが学年の先生方に贈ったお手紙(全て合わせると、一つの作品になる)(5枚目)

〇学年の美術の先生が75期生一人一人の名前で描いた絵画(6枚目)

 


【お知らせ】

〇吹奏楽部定期演奏会についてのお知らせ

来る3月30日、南中学校吹奏楽部定期演奏会を開催いたします。今年度の定期演奏会は、新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、「関係者のみの開催」といたします。普段お世話になっております地域の皆様に、日頃の練習をお見せできないのは心苦しく思いますが、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。

吹奏楽部顧問

誓いの日(2年生)

 3月9日(水)、午後の時間帯に2年生(76期)たちによる『誓いの日』が行われました。

 例年なら2泊3日となる水上自然教室ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年の水上自然教室は日帰りの形式になりました。いつもは水上自然教室の夜に行う『キャンドルファイヤー』という大切な行事を行えずにいました。キャンドルファイヤーを灯しながら、自分たちのこれからの決意を述べていきます。水上自然教室のクライマックスの一つとなる行事ですが、できずにいました…。これを改めて行ったものが『誓いの日』です。

 

 事前に生徒一人一人が”こんな大人になる”という決意を書き、写真撮影しました。これは今年度はポストカードにして、本人に配ります(左写真はそのイメージ)。自分の理想や夢を大きな紙に書いて、決意を新たにしていきます。こうして書き表すことで、自分の思いに向かうことができたと思います。

 

 『誓いの日』当日は、燭台を囲んで円になり、一人一人が小さなキャンドルに火を灯していきます。幻想的な雰囲気に包まれていきます。”火の長”(校長先生)から4人の”火の守”(代表生徒)に”勇気””友情””信頼””努力”の4つの火が授けられます。火の長(校長先生)の言葉、同期の仲間の言葉、それぞれに胸を打たれて決意を新たにする生徒も多かったです。

 

 

 

 

 

 

 これからの自分たちの未来に誓いを立てる大切な行事にすることができました。

 もうすぐ3年生は卒業し、南中の中心となる2年生たち。自分たちの将来へ思いをはせる素敵な機会になりました。

 

 

 

 

 

※写真は一部、加工しております。ご了承ください。

小さな美術館

3月に入り、少しずつ寒さも和らいできました。すでに、南中の早咲きの桜は咲き始めています。

 さて、今日はまた別の角度からの学校紹介です。本校の2Fの職員室側から教室棟側へ歩いていく通路には「ホール」と呼ばれる場所があります。「ホール」には南中生たちの今までの栄光の記録である賞状などが飾られています。しかし、それだけではありません。 そこの展示スペースには「小さな美術館」があるのです。先日、その作品展示がリニューアルされて、今年の1年生たち(77期)の作品が飾られています。今日は南中の”アート”についてフォーカスします。

 アルミ箔を重ねて作った動物たちの姿、どれも躍動感があふれる素敵な作品たちです。

 

 薄いアルミ箔を重ね合わせて、こんな立体的な作品が作れるのですね。ちょっとびっくりです。生徒たちの美術的なセンスの高さは素晴らしいなぁと思います。

 

 

 

 

2年生(76期)たちの作品は、3階の美術室前に掲示してあります。『身近な風景』をテーマに描いた作品たちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学習にも部活動にも、芸術にも一生懸命な南中生です。

3月4日(金)百人一首大会(1年生)

3月4日(金)、1年生の百人一首大会が開催されました。昨日は三送会で素晴らしい発表をしてくれた1年生たちですが、今日は自分たちが主役です。

各学年ごとに行われた百人一首大会も、この1年生の部が最後となります。1月から国語の授業などで百人一首に取り組んできた1年生、今日はそのがんばりを見事に発揮していました。

 

先輩たちに負けず劣らずのスピードで取られていく札…熱い戦いが繰り広げられていました。

最後に行われたキング&クイーン戦も大盛り上がりでした。代表の生徒が手にした札を高々を挙げると、クラスから歓声が上がります。とても楽しそうな様子でした。

 

1年生たちも、もうあと3週間もすれば修了式、来月からは『先輩』の立場になります。また新たなスタートへ向けての総仕上げの三週間。これからも成長を続けてほしいです。

3月3日(木)三送会(三年生を送る会)を開催しました

 3年生たちの百人一首大会の様子を前回(3月2日)ご紹介しましたが、今日も3年生にとっては大きなイベント、『三送会』が開催されました。

 三年生たちは今日は『送られる側』なので、今日はゲストの立場です。この日のために1・2年生たちは趣向を凝らした出し物を披露すべく、たくさんの活動をしてきました。

 本来であれば、当日にステージで各学年や生徒会本部や吹奏楽部や美術部などの部活動がたくさんの出し物を披露していくのですが、ここでもコロナ禍の影響が…。規模は縮小して出し物も事前に撮影したものを上映するかたちになりました。

 しかし、それでも『三送会』は『三送会』です。楽しみにしている3年生たちのため、後輩たちはがんばりました!!

3年生たちの入場から始まり(1・2年生は教室から3年生たちをお祝いしています)、楽しい雰囲気が高まります。卒業式のように1クラスずつ入ってくるのですが、やっぱり三送会は和やかで楽しそうな雰囲気です。

 

 

 3年生たちに向けた1・2年生たちの出し物は、笑いあり感動ありの大スペクタクルでした!!

 1年生は3年生の各クラスの思い出や名物を楽しく紹介、3年生も大笑いでワイワイ盛り上がっていました。

 

 

 

2年生たちは本格ミステリーの超大作。前日の給食の時間に予告編が流れる気合の入れ様です(映画館みたいでした)。あの超有名な名探偵が南中に来て事件を解決してくれるとは…!!最後は各部の後輩たちから先輩へ向けた応援メッセージが流れ、巣立っていく先輩たちへエールを送りました。

 3年生の卒業まであと10日あまり…。3年生にとっては後輩たちの成長した姿を見ることができた貴重な機会だったと思います。

 明日(3月4日)は県公立高校の合格発表があります。いよいよクライマックスを迎える中学校生活、最後まで笑顔で過ごしてほしいです。

 1・2年生のみなさん、素敵な三送会をつくってくれてありがとうございました。

※アリーナの壁面には三送会実行委員と各クラスがつくった3年生たちへの感謝の言葉と華やかな装飾が掲示されました。

 

※写真は一部加工しています。

 

 

3月2日(水)百人一首大会(3年生)

3月2日(水)、3年生(75期)たちによる『百人一首大会』が開催されました。

3年生は先月の24日、25日に無事に県立高校の学力検査を終えました。結果発表は3月4日。受験が終わり、結果発表を待つばかりのまさに”ほっと一息”のこの時期です。今までできなかった色々な行事がたくさんやってきます。『受験生』として1年間頑張ってきた3年生たちへのごほうびのような卒業式までの2週間、是非、笑顔で過ごしてほしいです。

 

 さて、中学校最後の百人一首大会は各クラスが班ごとに分かれて戦う団体戦と、各クラスの代表者(札を一番取った人)たちが争う個人戦(かるたキング&クイーン戦)で行われました。

 はやり3年生たちは札を取るスピードが速い!!あっという間にどんどん札が取られていきます。

 

 

 

 

 

 

 

団体の部が終わると、次は個人戦。栄えある”かるたキング””かるたクイーン”の称号は誰の手にわたるのでしょうか!?

 各クラスの代表者がアリーナの中央に集まります。周囲には各クラスの応援団…。3年生たちの盛り上がりは最高潮!!自分のクラスの代表が札を取る度に、クラスの応援席からは歓声があがります。とても楽しそうな3年生たち。思いっきり楽しむ様子がとても印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 合格発表、卒業式練習などまだまだたくさんのことが待っている3年生たちですが、束の間の楽しい時間でした。

 

荒川流域防災学習プログラム

≪令和4年度新入学を迎える新入生保護者の皆様へ≫

『令和4年度川口市立南中学校入学説明会申請入力フォーム』のURLならびにQRコードを公開しております。詳細は本HP(このページ)の左段の『メニュー』より『転入・新入学』のページよりご覧いただけます。※今までの更新情報は、上記の『転入・新入学』ページに移動しました。


2月25日(金)『荒川流域防災学習』が行われました。

 南中学校は災害時の緊急避難場所の一つとして市内で指定されています。実際に東日本大震災の際、帰宅困難者の受け入れなどを行いました。

 しかし、それも10年以上前の出来事です。当時の生徒たちはもちろん、先生たちも全員入れ替わっています。いつ起こるかわからないけれど、いつ起こってもおかしくない自然災害へ備えることは大切なことです。

 避難所となる南中、実際に災害が発生して”避難所を開設する”となったとき、どういった対応をすべきなのか、なにができるのか、そうしたことを考えるきっかけとして、『荒川流域防災学習』を実施しました。

 今回はJTBさんの『JTB地球いきいきプロジェクト』に参加する形で実施することができました。

 

 参加した生徒は約45人。今回はコロナ禍ということもあり、人数を制限した形で実施しました(本来であれば、もっとたくさんの生徒、地域の方々などもお呼びしたかったのですが…)。

 講師となっていただいたのは、東日本大震災の際に実際の避難所運営の責任者として活躍された防災アドバイザーの吉田亮一さんです。たくさんのお話と、実演を交えたわかりやすいお話をしてくださいました。

 

 

 『受付班』や『情報班』『炊出班』『設営班』など、生徒も先生たちも、全員がそれぞれの役割を持ち、避難所を運営をしていきます。

実際の避難所でも、中学生は自分たちのできることで立派な力となったそうです。全員で協力して運営していく避難所での生活で、お客様は誰もいないのです。

 

それぞの班の活動の様子です。

【受付班】 

 まずは、避難所に何人いるのか、どれくらい、何が必要なのか、を正しく把握することが必要です。大人も含めた全員が『受付』を通ります。住所ごと、世帯ごとの人数を把握していきます。感染症対策のため、受付の担当は専用のガウンを着用して対応します(コロナ禍だから、ということだけではなく、その他感染症が避難所に蔓延すると、避難所にいる全員が危険な状態になる可能性があるのです)。

【総務班】

 『総務班』は、避難所で起きていることをリアルタイムで集計していきます。他の部署からの連絡がどんどん入ってきて、それをまとめます。そうすることで、避難所の人たちの次の動き、が分かってきます。また、時間を計測することで明日以降の活動も”いつから始めれば〇〇時までに間に合う”といったスケジュールが立てやすくなります。総務班の活動も大切です。

【情報班】

 『情報班』は、新聞記事、行政が発行したお知らせ、避難所の人たちからの要請、近隣の避難所の状況など、更新される情報を壁に掲示していきます。通信網や電気などが遮断されたり、普段の生活では簡単に得られる情報も、災害時には情報のストップが予想されます。実際の避難所でも、最後の頼みの綱は『紙媒体』による情報だったそうです。

 吉田さんから貸していただいた東日本大震災時の新聞を掲示していきました。当時の状況がとても鮮明に記された新聞記事を、生徒たちも真剣に読んでいました。

【物資班】

 『物資班』は、避難所に届けれた支援物資を集積し、種類ごとに仕分け個数を数えます。実際の避難所も自衛隊や赤十字から支援物資が輸送されてきましたが、混乱する状況の中で”どんな品物が””どれくらい”入ってくるかは届いてみないとわからない…。そんな状況の中、「今ある物資を正しく把握して、避難所の人たちに公平に分配する」ためには、物資班の役割は重要です。

 

【設営班】

 『設営班』は仮設テントの設営やブルーシートの展開、一人当たりのスペースの確保などを行っていきます。何世帯の人たちがいるのか、その中に乳児や幼児はいるのか、介護や介助が必要な人はいるのか、これも避難所ごとに状況は違います。着替える場所やトイレなども大切です。

 今回は、実際に学校の災害用備蓄倉庫(災害時に使用する様々な物資が南中には保管されています)から仮設テントやブルーシートなどを出して展開しました。

 写真に映っているいるテントは2人で簡単に広がる仮設テントです。大きさは縦横高さともに180㎝の大きさです(思ったより大きく広がってびっくり!!)。万が一に備えて、南中にはこうした準備も整えられています。

【衛生班】&【伝達班】

 『衛生班』は避難所にとって最大の課題の一つである『衛生問題』について対応します。”飲み水の確保はどうするのか””もし、普通のトイレが使えなくなったら…””避難している人に病気、けがの人がいたら…”と少し考えるだけでも保健と衛生の問題は普段の生活以上に大きな課題です。実際の避難所でも、飲み水の確保は大きな問題でした。

 ペットボトルの飲料水の備蓄の準備、トイレなどに使う水はプールの水を使います。大きなポリバケツに、プールから水をくみ上げてきたりしました。

 『伝達班』は各班の進捗状況を、避難所の責任者と総務班に伝達していきます。また、各班の状況に合わせて、応援を派遣したり時間の調整を行ったりもします。指示伝達をしながら、各班の間を始終走り回っていました。

 【炊出班】

 『炊出班』は避難所の炊き出しを行います。今回は”生徒それぞれの家族が一緒の避難所にいる”想定で避難所をつくったので、避難所にいる人数はおよそ170人となります。それだけの人数分の食料を確保するのは大変です。もちろん、ライフラインは寸断されている想定なので、火をおこすことから始めていきます。マッチで火をつけ、薪を燃やして、お湯を作っていきます。今回は50人分の『アルファ米』を作っていきました。

 『アルファ米』も災害時用に備蓄されている非常食です。お湯を入れてしばらく待つだけで炊けるご飯です(ちなみにわかめご飯になっているので、おかずがなくてもOK)。 

 

 

 

 

 

 生徒も先生たちも一緒になっての活動でした。ほとんどが初体験のものばかりで戸惑う場面もありましたが、それぞれがそれぞれの立場で一生懸命活動していました。2時間あまりの活動内容でしたが「避難所を開設して、運営していくこと」の流れを体験し、そしてその大変さを知りました。実施までの準備や打ち合わせなども入念に行いましたが、いざやってみるとなると、全然違いものです。

  もちろん、普段通りの生活が毎日続くことが一番です。けれど、”災害はいつ起こってもおかしくない””もし、万が一が起きた時には…”と常に考えていくことが必要だし、大切なことだと改めて感じることができた荒川流域防災学習でした(生徒たちだけでなく、先生たちにとっても貴重な体験になりました)。

 講師に来ていただいた吉田亮一さん、サポートしていただいたJTBのみなさん、ありがとうございました。

 

※2月25日(金)テレビ埼玉『ニュース545』と『ニュース930』にて、この活動を紹介していただきました。ありがとうございました。

https://www.teletama.jp/news/20220225.html#5g748qox3wjocb70

いよいよ明後日は…!!合格祈願&成績向上!!

≪令和4年度新入学を迎える新入生保護者の皆様へ≫

『新入生保護者説明会の内容の動画配信』視聴方法について

『令和4年度川口市立南中学校入学説明会申請入力フォーム』のURLならびにQRコードを公開いたしました。詳細は本HP(このページ)の左段の『メニュー』より『転入・新入学』のページよりご覧いただけます。

※今までの更新情報は、上記の『転入・新入学』ページに移動しました。


24日(木)、25日(金)の2日間で行われる学年末テストが実施されます。いよいよ1年間の総まとめのテスト、1・2年生の生徒たちは一生懸命学習に励んでくれています。

さて、1・2年生はもちろん頑張ってくれているのですが、同じタイミングで行われるのが…

県公立高校学力検査

です。最後の最後まで頑張ってきた南中3年生(75期)たちが自分のベストを出し切れますように。そして、『合格』を手にして笑顔が満開になりますように!!心より祈るばかりです。

フロアに掲示された入試カウントダウンカレンダーの数字はいよいよラスト『2』となりました。明日は天皇誕生日なので、実質学校としては前日となります。まさに”いよいよ”といった雰囲気になってまいりました。

 

75期たちが生活する1階の廊下やオープンスペースには掲示物がたくさん掲示されています。今までの3年間の生活を振り返りながら、自分たちの成長を感じることができるように工夫されています(全部生徒たち自身で作り上げた作品たちです。画像では伝わりにくいですが、かなりの大きさです)。

 

 廊下には、合格祈願のだるまが75期たちを応援してくれています。だるまは3年生の先生たちが東京・湯島天神で合格祈願を行った際に購入して、飾ってくれたものです。

 

 他にも、それぞれのクラスで卒業までのカウントダウンカレンダーをつくったり、合格祈願のお守りをつくったり、『受験をみんなで乗り越えよう』としている雰囲気が伝わってきます。

 それも、今週までで一区切りです。

改めて、がんばれ南中75期生!!

みなさんのことを、南中一同で全力で応援しています。

2月17日(木)こちらこそありがとうございました。

≪令和4年度新入学を迎える新入生保護者の皆様へ≫

『新入生保護者説明会の内容の動画配信』視聴方法について

『令和4年度川口市立南中学校入学説明会申請入力フォーム』のURLならびにQRコードを公開いたしました。詳細は本HP(このページ)の左段の『メニュー』より『転入・新入学』のページよりご覧いただけます。

※今までの更新情報は、上記の『転入・新入学』ページに移動しました。


(以下、従来の南中の活動紹介です)

 

先日(2月16日)、学校に一本の電話が入りました。

地域に住む80代の女性からでした。

「私(女性)がコンビニの近くにいたとき、手荷物が重たそうに見えたのか、南中の女子生徒が2人で私に向かって『お持ちしましょうか?』と声をかけてくれました。そこまで重たいものではなかったので、断ってしまったのですが、その気持ちがとても嬉しかったのです。名前も聞けず、その場で去ってしまったのですが、お礼を伝えたくて電話しました。」

そういった内容でした。

 

 わざわざ連絡をくれたその方の温かい気持ちも嬉しかったですし、そうした行動をしてくれた生徒がいてくれたことも嬉しいことです。学年も名前もわからないですが、2人を誇らしく思いました。

 改めて、地域の方の温かい眼差しの中で南中は活動させてもらっているのだなと、感じることができました。そして、大人でも中々行動に移すことが難しいことも多いですが、咄嗟の判断で声を掛けることができた優しさと勇気が素晴らしいと思います。

心が温まる出来事でした。

 

「ありがとうございました。」

と女性はおっしゃっていましたが、こちらの方こそ「ありがとうございました。」という気持ちです。

 こうした優しい気持ちがもっと広げられる活動を、これからも南中はしていきます。

 

 

※この出来事は、お電話をいただいた方の了解を得て、掲載させていただいています。

※写真は、朝日を浴びる本校アリーナ棟の姿です。