もしかして川口市で史上初⁉11月の水上自然教室

11月16日(火)、2年生(76期)が水上自然教室へと向かい無事に帰ってくることができました。

元々は5月に実施する予定だった水上自然教室でしたが、コロナ禍の影響で9月に一度延期となり、緊急事態宣言に伴い更に再延期…。何と、11月に実施することになりました。

11月に水上自然教室に行くのは、生徒たちはもちろん、先生たちにとっても初めての試みです(市内でも「前例がないのではないか」とのことでした)。色々な試行錯誤をしながらの実施でした。心配だった天候にも恵まれ(やっぱり気温は低くて寒かったです)、笑顔で行って帰ってくることができました。

 

当日、早朝よりバスがずらりと終結。76期たちの乗車を待っています。

感染症対策も万全に。一人一人健康観察とアルコール消毒しながら乗車します。

 

 

 

 

 

 76期は朝からとっても元気でした!!校長先生や学年の先生と写真を撮って、いざ水上へ!!

 例年なら2泊3日の宿泊行事の水上自然教室も、今年度は日帰りでの実施です(昨年度は実施できませんでした)。それでも、みんなでバスに乗って校外行事ができることの喜びを感じつつ、学校に残る先生たちに見送れながら出発していきました。

 

 

 ≪土合駅≫

”日本一のモグラ駅”として有名な土合駅。水上自然教室の名物の一つです。今回は電車に乗車はせずに、駅の散策のみでしたが、それでもやっぱりの462段(改札まで含めると486段)の階段は圧巻!!上からのぞき込むと、本当に一番階下は見えません。まるで底なし階段のようです…。一番下から見上げると、てっぺんはまるで見えず”どこまで続いているの?”と不安になるくらいです。

しかしながら、元気いっぱいの76期たちの中には、その階段を往復して帰ってくる生徒もいました(その引率の大人たちは大変!!)。

土合駅の駅舎の象徴の三角の大屋根の前で集まり、いざハイキングへ。

 

≪ハイキング≫

これもまた、谷川岳の一の倉沢までのハイキングコースが定番なのですが、今回は残念ながら短縮。土合駅から谷川岳ロープウェイ駅までのハイキングとなりました。それでも、やっぱり川口とは全然違う景色、空気。季節の移り変わりの彩りや、普段は体験できない環境を感じることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ≪お昼ご飯≫

お昼ご飯は「わっぱ飯」を堪能。これもまた普段はできない経験ではないでしょうか。手洗いうがいはもちろん、黙食やアクリル板をテーブルに置くなど、感染症対策を講じながらの昼食です。それでも、やっぱりみんなと一緒に食べるご飯はおいしいものです。ボリュームも満点でした。

 

 

 

≪水紀行館・諏訪狭散策≫

これもまた水上自然教室の定番、水上市内の道の駅『水紀行館』にも行くことができました。道の駅なのですが、水産学習館はまるで水族館のようです。利根川水系の水生生物たちをたくさん見ることができます。隣接の清流公園では大きな広場と、関東地方を代表する河川、利根川の力強さを感じることができます。諏訪狭は旧水上町とゆかりのある与謝野晶子の歌碑なども見ることができます。

 

 

 

あっという間の日帰りでの水上自然教室でした。日帰りだったとはいえ、帰ってきた76期のみんなの顔は充実した様子でした。「本当は泊まりで行きたかった」という思いもあるでしょうが、その思いは是非、これからの校外学習や来年の修学旅行でもっと充実したものを作り上げる原動力になるはずです。

例年と日程も時期も違う水上自然教室でしたが、例年にない経験をすることができた1日でした。